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研究 寄生病原体学部門

2021年04月23日(金)

マラリア研究に有用な新しい動物実験モデルを開発

 愛媛大学プロテオサイエンスセンター寄生病原体学部門のリチャード カレトン教授のグループは、マラリア研究に有用な新しい動物実験モデルの開発に成功しました。
 現在のマラリア対策を困難にしている原因の一つとして、流行地における変異型マラリア原虫の存在が大きな問題となっておりますが、それを研究するためのネズミマラリアモデルはわずか数種類しかありませんでした。本研究では、ヒトの変異型マラリア原虫を研究する動物モデルとして、新しい種類のネズミマラリア原虫を多数発見し、全ゲノム解析することに成功しました。
 本研究は、ネズミマラリア原虫研究リソースに関する最近50年間で最大の成果で、マラリア撲滅に向けた研究の新しいページを画するものと期待されます。
 本研究成果は、2021年4月23日に英国科学雑誌BMC Biologyに掲載されました。
 


プレスリリース資料(日本語版)
Press Release(English)

  • 研究に用いたネズミマラリア原虫の西アフリカ諸国における採取地点(赤丸)

    研究に用いたネズミマラリア原虫の西アフリカ諸国における採取地点(赤丸)

  • 全ゲノム解析を実施したネズミマラリア原虫の種類(黒棒:既に解析されていた原虫;赤棒:本研究で新たに解析した原虫)

    全ゲノム解析を実施したネズミマラリア原虫の種類(黒棒:既に解析されていた原虫;赤棒:本研究で新たに解析した原虫)