免疫制御学部門

研究概要

当研究部門の研究目標は,免疫システムの司令塔であるT細胞の分化・機能制御機構を明らかにし,免疫システムの異常によって発症する疾患(アレルギーや自己免疫疾患など)の治療法やワクチン開発のための新規理論基盤を構築することです。研究は,遺伝子改変マウスを用いて,細胞レベルでの解析を中心に,個体レベル(疾患モデル)から遺伝子レベル(エピゲノム)の解析まで,幅広い手法を駆使して行なっています。また、T細胞を応用したがんに対する免疫療法も推進しています。具体的には,以下の4つの項目を中心に研究を進めています。

(1) 代謝リプログラミングを介したT細胞サブセット分化・機能制御
(2) T細胞代謝・転写リプログラミングと慢性炎症
(3) T細胞老化のエピゲノム制御機構と免疫老化の分子機構解明
(4) T細胞を活性化する受容体の開発と免疫療法への応用

スタッフ紹介

                                     
氏名 研究テーマ
山下 政克 (部門長)(兼) T細胞分化・機能のエピゲノム制御と代謝リプログラミング
安川 正貴  新規がん免疫療法の開発、難治性ウイルス感染症の病態解析と治療法の開発
越智 俊元(兼) T細胞を活性化する受容体の開発と免疫療法への応用
桑原 誠(兼) T細胞代謝・転写リプログラミングと慢性炎症
鈴木 淳平(兼) T細胞機能の代謝・エピゲノム制御機構の解明