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学会・セミナー 生体超分子研究部門

2019年09月03日(火)18:00〜理学部 総合研究棟1 大会議室(6階)

PROSセミナー&大学院特別講義を開催しました

プロテオサイエンスセンター生体超分子研究部門主催のPROSセミナーを開催しました。今回は、富山県立大学工学部医薬品工学科 榊利之先生にご講演いただきました。
皆様のご来場、ありがとうございました。
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【講演者】
富山県立大学工学部医薬品工学科
バイオ医薬品工学講座
教授 榊 利之 先生
【演題】
ビタミンD代謝酵素の構造と機能に関する研究
【要旨】
ビタミンDの代謝研究は1960年代に入ってから盛んになり、1970年に活性型ビタミンD3の本体が1α、25-ジヒドロキシビタミンD3であることが明らかになった。その後、種々の動物を用いた研究により、40種におよぶ代謝物の構造と複雑な代謝経路の存在が明らかになったが、何種類の酵素が関わっているのか、また、ビタミンDの代謝様式における動物種差が何に起因しているのかという疑問は未解決であった。我々はビタミンD3の代謝に関わる4種のシトクロムP450、CYP27A1、CYP27B1、CYP24A1、CYP2R1を酵母あるいは大腸菌内で発現させ、酵素学的性質を解明することにより、この疑問を解決することができた。また、我々は放線菌由来の水溶性P450であるCYP105A1がビタミンD3の25位と1α位を水酸化することを見出した。大腸菌での大量発現および結晶化に成功し、立体構造に基づき2箇所のアミノ酸を変異させることにより、25位水酸化活性を400倍、1α位水酸化活性を100倍上昇させることに成功した。近年、我々はCRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集法により、CYP27B1あるいはCYP24A1遺伝子欠損ラットを作製した。これらを用いた代謝研究についても紹介したい。

資料1

  • PROSセミナー&大学院特別講義 ポスター

    PROSセミナー&大学院特別講義 ポスター

  • セミナーの様子

    セミナーの様子

  • セミナーの様子

    セミナーの様子

  • セミナーの様子

    セミナーの様子

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