TOPICS詳細

TOPICS一覧へ戻る

学会・セミナー 病態生理解析部門

2014年02月21日(金)16:00〜18:00医学部 プロテオセミナー室(医学部本館2階)

PROSセミナー&大学院特別講義を開催しました

プロテオサイエンスセンター病態生理解析部門主催のPROSセミナーを開催しました。
皆様のご来場心よりお礼申し上げます。

・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・

【演題・演者】

「Notchシグナルを介したマウス体節時計の細胞間同調機構」
国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター・毒性部
大久保 佑亮

「毒性学の新潮流 -エピジェネティック毒性-」
検証型エピジェネティック毒性研究実現に向けた展開
国立医薬品食品衛生研究所・安全性生物試験研究センター・毒性部
室長 五十嵐 勝秀・大塚 まき

脊椎骨に代表される繰り返し構造は胚の体節構造が基になっており、その形成は同調した発現振動を示す遺伝子群により制御されている。隣接細胞間で直接シグナル伝達を行うNotch-Deltaが発現振動に必須であることは報告されていたが、ノックアウトマウスによる解析では遺伝子発現自身が異常となるため、その同調機構は解析できなかった。演者らは、野生型細胞とDelta like 1欠失細胞からなり、正常な遺伝子発現振動を保持しつつ一部のNotch-Deltaシグナルのみ欠失するキメラ胚を作り出した。解析の結果、体節形成遺伝子発現の細胞間同調機構がNotch-Deltaシグナルにより制御されていることを明らかにした。加えて、数理モデルシミュレーションによってモデルの妥当性を確かめた。本講演では、Notch-Deltaシグナルを介した局所の細胞間相互作用が多細胞からなる組織形成を制御する発生現象についてお話していただきました。